日田-耶馬渓ツーリング-2

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これまで長い旅、短い旅、長距離、短距離といろんな場所を旅して

来たけど、こんな風に”サイクリング”が似合う道は初めて出会った

ような気がする。この道なら春も良い、初夏も夏も良いが、きっと

紅葉のこのシーズンが一番、この風景が映える時期なのかもしれない。

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木立のトンネルや鉄橋が繰り返し現れ、古い駅の名残もある。そんな

なかに風景が開けると、また別の顔が現れてくる。カメラを持って

その風景を切り取ろうとするのだけど、35mm程度の画角では全く

捉えることが出来ない。もちろん、ここに流れる時間も匂いも

捉えることが出来はしない。

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緩やかに流れる川を繋いでいる沈下橋が、時折見えてくるのだけど、

どうしてもその上を走りたくなって、降り口を捜して行ってみることにする。

川面に近いこの橋の上から見ると、また川の流れが違った表情をする。

この橋の上に腰掛けて、川の流れと雲の流れを見ながら1日、過ごして

いたい。きっと時の流れは緩く、いつまでも日が暮れないことだろう。

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小さな列車が通っていた記憶を留める小さな狭いトンネル。石積みの橋脚が

なだらかな曲線が美しい鉄橋。こんな風に鉄道の名残を美しい道に変えて

残してくれた土地の人達に感謝すると同時に、その感性の優しさがこの道か

ら伝わってくる。

p1200859.jpg


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石積みの棚田、使い込まれた耕耘機、板張りにペンキ塗りの家屋、壊れかけた

廃屋。ここでは時の流れが優しすぎるのか、どれもが危ういバランスで、その

美しさを保っている。朝から何枚写真を撮ったのだろう?でも撮り尽くせない

風景が次々に目の前に現れて、消えて行く。

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青洞門が見渡せる橋の上で、しばらく川の流れを見つめる。あの岩山をノミ

一つでくりぬいた1人の僧の話しは、幼い頃から知ってはいるが、あの岩山

がそうだとは、この場所に立っても信じられず、どんな情熱が、信念が、

彼を支えていたのか、とても私の想像が及ぶところではない。

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青洞門からは、また来た道を引き返すわけだけど、とても同じ道とは思えない

来たときとは違った風景が現れてくる。風景は日差しや、時間でその顔色を

変えたりするが、別人に見えることはない。しかしここは、まるで別人。

別の風景がそこにある。

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数人の家族連れの自転車とすれ違いながら、柿坂まで自転車道を戻る。こんなに

たくさんの自転車に乗った家族連れとすれ違うのは初めての経験で、こんな風に

自転車が、普通のレジャーの一つとして広まってくれれば良いなと、心から思っ

てしまう。柿坂からは、名残惜しいけどメイプルサイクルラインとは別れを告げ

深耶馬渓の方へ足を向けることにする。

p1200907.jpg

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