日田-耶馬渓ツーリング-4

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慈恩の滝が見えてくると、天ヶ瀬温泉も近い。5月のロングツーリングの

ときは、あまりゆっくりと見ることが出来なかった滝の姿を今日は、

間近でしっかり見ることが出来たが、さすがに日が傾きかけたこの時間

だと水しぶきはヒンヤリと言うよりも、冷たく感じてしまう。

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慈恩の滝を出て天ヶ瀬温への道を辿る。前回は温泉街を見下ろすバイパス

を通って帰ったが今日は、温泉街の中を通る旧道を走ることにする。

川沿いに拡がるこの温泉も風情があって好きな場所だけど、こんな風に

自転車でゆっくりと走ると、その歴史を物語るような古い洋風の建物や

夕暮れの光を映し始めた川の風景など、より一層この場所を美しく見せる

物達との出会いが待っている。

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天ヶ瀬を出ると日田までは後10㎞ちょっと。今日の旅を惜しむように

速度を遅めてペダルを踏み続けると、早くも夕闇を纏い始めた谷間の

中に、古い石橋が眠りにつこうとしている。

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そして真っ直ぐに延びて行く古びた線路とそれを取り巻く夕暮れの風景。

その中を濃い緑色の特急列車が駈け抜けて行くが、その音も、響きも

この旅情を壊したりはせず、より深く旅を心に刻みつけて行く。

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朝訪れたときはまだ、朝霧の中で眠っていたような駅の姿も夕映えの

光の中で見ると、まるで”おかえりなさい”と言ってくれているようだ。

久しぶりにのんびりしたペースで走った、今日のツーリングの終わりに

娘の笑顔も明るい、そして幸せそうだ。これからは、こんな旅を続けよう。

もう、距離や高さはどうでも良い。その場所だけが持つ、色や形、匂い、

そして時間を味わうような”旅”を続けて行くことにしよう。

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そして旅の最後に訪れる豆田町の街並み。夕暮れの光の中でまるで箱庭

を思わせるような佇まいは、歩いて通るにお似合いの道。駄菓子屋や

白壁の続く家並みを歩くには、風呂上がりの浴衣姿が似合うかもしれない。

そしてまるであつらえたように、美味しそうなそば屋も店を構えている。

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今日の旅を終えてホテルにチェックインを済ませ、冷たいビールで

乾杯をすると、今日一日の緩やかな時間が、ドッと心に押し寄せてくる

ようだ。きっとこの時間が心の中で物語に変わるのには、いつもよりも

ずっと長い時間が掛かるだろう。そんなことを考えながら、ビールの

酔いが眠りへと誘い始めていた。

走行距離 116.5㎞

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