やまなみ-筋湯-九酔峡ツーリング-2

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やまなみハイウェイを登り初めてしばらくすると、九重町を方を見渡せる

場所に出る。途中、由布岳や山下湖を眺める機会もあったが今日は逆光の

為に左側の風景は霞んでしまっているので、朝日を受けた山並みの風景は

一層鮮やかに心に染みてくる。

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山下湖への入口にあるレストハウスで小休止をする。ここは地下水を汲み

上げている水飲み場があるので、ホテルから持ってきた水を捨て、美味しい

山の水をボトルにいっぱいに詰め込むことにする。この水、娘にも違いが

はっきりと分かるくらい柔らかくて美味しい。

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レストハウスからはアップダウンを繰り返しながら、少しづつ標高が上が

ってゆく。道沿いの木々が鮮やかな色を朝の光の中で輝かせているのを

眺めながら上るこの道は、何度来ても飽きることはない。また来年の同じ

日も、きっとこの道を走っているに違いない。

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色とりどりの木々に囲まれた道を抜けると、遠くにくじゅう連山が顔を

見せ始める。見上げる空には雲一つ無い。なんて美しい日に出会えたの

だろう。そしてこんな日に親子で旅をしているなんて、誰に感謝すれば

良いのだろう・・?まるで幸せが空から落ちてきているような、暖かく

鮮やかな光の色。

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ペダルを踏むたびに近づいてくるくじゅうの山々と、時折黄色く色づいた

カラマツや広葉樹の大きな葉っぱ。澄んだ高原の空気の中で、自然はなんて

鮮やかで大胆な色遣いをするのだろう。何回見ても、きっと飽きることの無い

名画のような風景が、何度も何度も目の前に繰り返される。

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飯田高原から長者原は、辺り一面ススキの銀世界となる。山に向かってゆる

やかな曲線の波が広がり、その波間からキラキラと輝く硬質の輝きは、高原の

空気をさらに美しく浄化しているようだ。

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長者原を過ぎて坂道の勾配が少しきつくなると、くじゅうの山並みが目の前に

見えてくる。すでに葉っぱを落として暖かい毛皮のように見える裸樹をまとった

山肌とまだ麓で鮮やかに色を染めている紅葉を交互に眺めながら、ゆっくりと

坂道を登って行く。

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山の頂上が近づくに連れて、紅葉もその色を益々鮮やかにして行く。今日は

これまでに何枚の色鮮やかな落ち葉が、心の中に降り積もったことだろう?

暖かな秋の日差しをいっぱいため込んだ、その落ち葉のベッドの中で今夜の

夢は始まることだろう。

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去年、一番色鮮やかだった紅葉の場所に差し掛かると、今年もまた同じように

山肌を色鮮やかに飾っている姿を目にすることが出来た。来年、再来年と

いつまで自分の脚でこの紅葉を見ることが出来るのだろう・・?ふとそんな

思いに囚われるが、横で笑っている娘の顔を見ると、そんな思いがくだらない

馬鹿げたことに思えてしまう。まずは、今日この時、この刹那を楽しもう。

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回りの山頂が低く見え始めると、牧ノ戸峠も近い。道路に止めてある車で

少々走りにくいが、ここは連休の観光地だとあきらめて用心して走るしかない。

それでもゆっくり走ることで、いつもよりも長くこの風景を楽しむことが

できる。それだけ価値がある時間を、今娘と二人で過ごしている。

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2度目の牧ノ戸峠は、思ったよりもあっけなく、さほど疲れることもなく

登り切ってしまった。というよりも、豊後中村駅からここまでの40㎞を

5時間もかけて上ったのだから、疲れるはずもない。でも、それだけゆっく

り上っても、この風景の中では速すぎるスピードなのだろう。今年見落と

した風景を、また来年見つけに来よう。そう思うとこの場所を立ち去る

ことも少しも惜しくも、悲しくもない。


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