やまなみ-筋湯-九酔峡ツーリング-4

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筋湯から県道までは短い登りがあり、そのまま九酔峡へ下れると

思っていたが、思惑とは逆に登り混じりの道が続くことになる。

これからずっと下りだと思っていた娘のふくれっ面を見るのも

最近は楽しいのだけど、その顔の後ろの笑顔もちゃんと見えて

いるところが、我が娘のかわいいところでもある(笑)

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アップダウンを繰り返して九酔峡へと向かいながら、辺りは

また高原の風景へと姿を変えて行く。黒牛がのんびりと草を

はんでいる風景が見えてくると、その草原の中に真っ白く

枯れた木や、柔らかい金属のように輝くススキヶ原が、少し

傾きかけた日の光を浴びて、まるで一枚の絵ののように

見えてくる。

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筋湯を過ぎる辺りから、チェーンに違和感があったのだけど

ギアが飛び始めるようになったので、愛車を止めて点検して

見ると、チェーンのプレートがピンから外れて切れかかっている。

先日も同じように切れかかってお店まで行って直して貰ったが

今日はチェーンを一コマ分切って、修理することにする。

こういう場面に出くわすと、ちょっとかさばるが、チェーン切り

はツーリングの必需品に思えてくる。帰ったら、早々にチェーンを

交換することにしよう。

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くじゅう方面のやまなみが見えるポイントでは、狭い路側帯に

止めた車が小さな渋滞を作っている。やれやれ、自然を楽しみに

来ているのか、迷惑をかけに来ているのか分からないが、車優先

の行楽はそろそろ考え直す時期に来ているのかもしれない。

それにしても、ここからのくじゅう連山の眺めは素晴らしい。

紅葉の山肌、その山肌から上る噴煙、西日を浴びて輝き始めた

風景は、いつまで見ても飽きることはない。

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渓谷に掛かった陸橋も、紅葉を眺めるには良いポイントになる。

影を落とす峡谷と、光を受けて色を増して行く山肌、そこから

立ち上る噴煙。それが一体となって今日の風景を形作ってゆく。

今日のこのコースはどこをとっても美しい。そんな道を走れる

幸せを、この時間を誰に感謝しよう・・?

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くじゅう連山に背中を向けて、九酔峡へと続く道へと折れることにする。

ここから先は先日開通した”夢大橋”へ続く車で2㎞ほど渋滞していたが

白バイに先導されるように、右車線をゆっくりと走りながらその渋滞の列

をやり過ごすことにする。夢大橋に着くと警備員が3時間待ちを告げている。

ズラーッと並んだ人混みに興ざめしながら、写真を一枚撮って早々にその場を

後にするが、3時間待って見るほどの風景が待っているのだろうか?私なら

その手前のススキヶ原で、寝ころんでいた方が良さそうに思えるのだけど・・。

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九酔峡に差し掛かると九十九折りの道が待っている。高いところから見下ろす

峡谷はこぢんまりとして、これまで見てきた風景とはスケールが小さいのに

ちょっと期待が外れてしまう。それでも下って行くに連れて、峡谷が深くなると

高くそびえた岩肌と、紅葉の木々が織りなす風景は見所がたくさんある。

でも、車で走っては多分、ほとんど見ることが出来ないだろうこの峡谷の

風景は、歩くに限るのかもしれない。細く曲がりくねったこの道は、自転車

でも走りにくい。

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峡谷の九十九折りを抜けると、平坦な道に代わり川の風景も穏やかな、

河原の風景に変わってゆく。その河原を守るのか壊すのか分からない

護岸工事が進んでいるが、その作業はもう少し自然に優しく出来ない

ものだろうか?興ざめするような建設機械の色は、心に刺々しく残って

しまう。

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道が平坦に変わり川沿いから外れてゆくと、藁葺き屋根の家などが

残っている集落を見ることが出来る。主を亡くした家は、ポツンと

道路脇に置き去りにされているが、その姿はまるで昔話に出てくる

風景の一コマのように、私の心を和やかに癒してくれる。

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そんな時の流れに取り残されたような集落を過ぎると、もうこの旅の

終点も近い。国道210号線を横切り玖珠川に架かる橋の上で

夕暮れて行く風景を眺めながら、娘と顔を見合わせると、”もう

紅葉は満腹”と言っているような笑顔が返ってくる。確かにこの2日

間の旅は、心を満腹にする風景で満ちあふれていたが、この風景と

このコンディションに巡り会える幸せをもう一度、感謝したい。

本当にツーリングに恵まれている親子だと実感しながら、この2日間の

短い旅を終えることにしよう。夕暮れて行く駅の前に立ちながら、

私の中で旅のページが、また一枚増えてゆくのを感じていた。


走行距離 80㎞

紅葉の写真は後日、写真館の方へアップします。
なにせ枚数が多いので、しばらくお待ちを・・・(笑)


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