初秋の午後

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今週から崩れる予報が妙に間延びして、今日も日差しこそ無いが

秋本番を思わせるような風が吹き込んでくる。早めに昼食を済ま

せて、ちょっと長いお昼休みを取ることにして、秋を探しに出か

ことにする。昨日は海、ならば今日は山。ぼんやりと季節を眺め

ながら走るには今日の風は、心に心地よく感じることだろう。

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運動公園から室見川沿いを走り、もう少し上流まで行くと一輪の

彼岸花が頼りなさそうにあぜ道に咲いている。今年始め見る紅色は、

いつもと変わらず、今の季節を教えてくれる。

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そしてその脇の白い花には、季節に追われるようにせわしなく飛び

回る小さな蝶々。花に止まると、まるでを名残を探すかのように

花びらの中を探って行く。

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内野からは国道を登らず、室見川沿いの側道を走ることにする。川

から聞こえてくる水音は、風の中で透き通った音になり、飛沫の色も

夏の青さは無い。

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川岸で色づいて行く小さな草の実、色褪せて行く夏。季節のリレーは

まるでバトンの色を渡すように、人知れず進んで行く。

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古びた小屋にまとわりついた葛にも紫の花。秋は紫色がよく似合う。

ある時は弔いの炎のように見え、またあるときは明け方の空の色にも

似たその色は、昔好きだった人が愛した色でもある。

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頭を垂れた稲穂が、秋の花を起こして行く。まるでお節介な母親のように。

まだ眠そうな花たちは、その下で不揃いな背伸びをしている。

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曲淵ダムを抜けて、糸島峠へと向かう坂道の途中にも、小さな花が待っている。

薄紅、薄紫が混じったような小さな小さな花からも、秋の匂いがする。その匂い

に誘われると、つい立ち止まってしまう。

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糸島峠から末永まで下り、また日向峠までゆっくりと登る。坂道を登りながら、

もう、すっかり自分が秋に染まってしまったことに気づかされる。峠の石碑も

その回りの景色も、今日の風で秋色に変わってしまったようだ。

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走行距離 32.5㎞  平均速度 21.0㎞/h


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