S君の初ツーリング

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今日は先日GIOSを買ったS君の初ツーリングの道案内。天気も良いしきっと

最高の初ツーリングとなるはず。朝食を済ませ、いつも通りの家事を済ませた

後、待ち合わせの今津のコンビニまでいそいそと出かけることにする。

昨日と同じように晴れ渡った空、穏やかな風。こんな日に新しい自転車と

一緒に走れるなんてなんて幸せなんだろう・・。そんなことを思いながら

ペダルに力を込めて行く。

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待ち合わせのコンビニに着くと、すでにS君は来ていて少し緊張気味な顔を

している。とりあえず、コンビニでおにぎりなどを買い込んで出発。娘も

S君のことは知っているので、ニコニコと一番後ろから着いてくる。

とりあえず、クロスバイクに慣れることが一番なので、フォーム、ポジション

など、ややこしいことは置いておいて、ゆっくりしたペースで風景を眺め

ながら進んで行く。運動公園を過ぎて大原海岸で最初の休憩。ここで休んで

いると、娘と二人で初めてツーリングをしたことが、鮮やかに思い出される。

その娘は、海岸に流れてきたバケツなどを振り回して、ご機嫌な様子だ(笑)

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坂道の上り方などを話しながら、歩道をメインに走って行く。荒れた外海を

避けて内海に停泊している大型船や、なにやらイベントで賑わっていそうな

海釣り公園などを横目に、少しずつペースを上げて行く。途中、唐泊漁港に

入って2度目の小休止。この港も静かで好きな場所の一つ。漁港のおだやか

な風景の中で、おにぎりを食べながら、S君も少しずつ緊張が解けてきている

ようす。コンディションを聞くと、足よりも腕に疲れが出ていて、何よりも

お尻が痛いらしい。確かにサドルに座ってみると、クッションが少ない堅め

サドルのようだ。慣れもあるのだろうけど、使ってみても痛いようだと、

レーパンを履くか、新しいサドルに変えた方が良いかもしれない。そんなこと

を話しながら、最初の坂道へ向けて走り始めることにする。


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灘山の坂道を時速5~6㎞/hで、ゆっくりと登って行く。このくらいの速度だと

あまり坂道を意識しなくてすむ。下り坂もブレーキを利かせてゆっくりと降り、

なるべく気持ちを周囲の風景や、路面のコンディションに向けられるように

気を配りながら走り続ける。二見浦でトイレ休憩をして、しばらく強い風の

中で荒れる海岸線や、その中にポッカリと浮かんだような夫婦石の風景を

雑談越しに眺めることにする。ここから先は追い風になるので、ずいぶんと

ペダルも楽に漕げるだろう。帰りの向かい風のことは、とりあえず気にさせ

ないようにして、再び、海岸線の歩道を走り出すことにする。

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途中、野北のコンビニで肉まんなどを食べて、再び栄養補給。娘と二人ならば

こんな短いペースでの休憩はないのだけど、ルーキーが疲れないように、

今日はこまめこまめの休憩。それにしても、こんな澄んだ秋空の下で、クロス

バイクデビュー出来るなんて幸せなやつだと思いつつ、彼の方を見ると

肉まんを頬張りつつ満足そう(笑)その姿に、今日のツーリングは大丈夫と

確信めいたものを感じつつ、芥屋へ向けて走り始める。

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芥屋の大門が見える防波堤の上に立つと、潮が飛んでくるくらいに海が荒れ

強い風が吹き付けている。青く澄んだ空、その中に刷毛で引いたような薄い

雲、紺碧に拡がる玄界灘と、海に突き出した半島の岩肌の織りなす風景は、

どの季節に来ても、心をふるわせる美しさがある。ここまで自分の足で

走ってきたS君も、この風景を楽しむ余裕も出てきたようで、お尻の痛み

を除けば、満足のツーリングになっているようだ。

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前原で昼食をとることにして、芥屋を離れることにする。ここからはちょっと

退屈な風景になってしまうが、そのぶん、自転車に集中出来るかなぁと思い

つつペースを作って行く。時折、向かい風が吹くと後ろでギアを変える音が

している。初めてにしてはうまくギアチェンジが出来ているなと、感心しなが

振り返ると、娘がぺったりと張り付いていた(笑)やれやれ、また、風よけに

されていたようだ。肝心のS君はその娘の後ろで、初めての向かい風にやや

苦戦中。でも、本来筋力があるので、慣れればグイグイと漕げるだろうなと

思いながらその走りを見守ることにする。途中、可也山が美しく見える所で

小休止。いつでもどこでも、止まれる自転車の良さが伝わればいいなぁと

思いながらシャッターを切ると、その横で余裕で何かアドバイスしている

娘の笑顔が輝いていた。

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弁天橋を渡ったところにある魚料理やで昼食。とりあえずビールで乾杯して

刺身定食を食べる。S君に調子を聞くと、足の疲れはさほどでもないけど、

上半身とやはりお尻の痛みが気になるようだ。午後からは来た道をそのまま

引き返そうかと思ったが、少し距離を縮めるために、内陸の平地を通って

帰るコースに切り替えることにする。昼食を終えて加布羅へ向けて走り、

加布羅から県道506号に折れて、再び野北を目指して走り始める。

ここからしばらくは強い向かい風に押されることになるが、信号待ちの

度にS君の様子を伺いながら進んで行く。時折歩道が広いところでは、

その横を娘がスイスイと追い抜いて行く。やれやれ、昨日のつかれも

無く、今日も余裕のご様子に、S君も苦笑いを浮かべていた。

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野北のコンビニで再び休憩をして、二見浦を目指して走り始める。桜井

の手前で九大の方へのショートカットを考えたのだけど、S君も海沿いを

走りたいという希望に、予定通りのコースを走ることに決める。二見浦の

手前の大きなカーブを曲がると、玄界灘から直に吹き付けてくる風の洗礼

がS君を待っている。その風はきっと彼の中で、きっと忘れられない良い

思い出として残ってくれるはず。そして私のお気に入りのこの歩道沿いの

風景も、好きなってくれるはずだろう。

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二見浦で小休止をした後、今日最後の難所の灘山の坂道を登り始める。

途中こまめに休憩したとはいえ、出発して5時間近くが経っているの

で、そろそろ足に疲れが出てくる頃。坂道を登ったところで息を整えて

再びゆっくりと坂道を下り始める。少しずつ午後の日差しが夕暮れへと

傾いて行く中、その輝きを増して行く海岸沿いの風景が彼の目にどんな

風に映っているのだろう?そんなことをぼんやりと考えながら、海釣り

公園のベンチで、最後の休憩を取ることにする。

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大原海岸を過ぎる辺りから少しペースダウンをして、足の疲れが残らない

ようにしながら走り続ける。運動公園を過ぎ、瑞梅寺川の河口が見えて

来るとS君もホッとした様子。今津大橋を渡ったところで今日の初ツーリ

ングも無事終了。ヘルメットを取り、軽くストレッチングをしながら、

安心したような、満足したような、S君の表情にこちらもホッとする。

とりあえず近くのコンビニで缶ビールを買って、ささやかな祝杯。

初ツーリングで60㎞を走れるとはたいしたものだと、これからの

彼の成長に期待が湧くと同時に、話しは次のツーリングへと膨らんで

行く。これでまた1人、クロスバイクの世界に足を踏み入れたわけだ

けど、それを祝うような今日の晴天はまだまだ高く青く、彼と私達親娘

の上に、見守るように優しい色で拡がっていた。


走行距離 78.2㎞(S君走行距離 62㎞)  平均速度 17.5㎞/h


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