八女・黒木・菊池ツーリング-2

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黒木町でラーメンを食べた後、名所の大藤に立ち寄ってみるが、あまりの人多さに

さっさと退散することにする。どうしても人混みは苦手だ。そしてこのことは、娘にも

しっかり遺伝しているようだ。黒木町を抜けて、お腹も一杯になったことだし、ここらで

ゆっくり休もうと、バス停のベンチで短いお昼寝をすることにする。ここまで遅れている

といっても、まだまだ後半日ある。ここから残り70㎞のツーリングを始めると思えば、

何のことはない。これから始まる長い坂道に備えて、しばし明日の夢でも見ることにしよう。

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黒木から日向神ダムまでは、14㎞ほど緩やかな坂道が続く道だけど、すごく長く

感じてしまう。緩やかな山の麓に拡がっている小さな集落や、古い水路、古い橋、

道路脇に立っている落ち着いた旧家。朽ちかけたようなバス停の脇には紫の花が

咲いている。次第に細くなって行く川と谷間の風景。坂道を登るに連れて、山深く

なってゆく廻りの景色は、まるで時間の歩みを緩めるように穏やかで優しい。

気が付くと1時間ほどしか走ってないのだけど、心は半日ほどここを彷徨っていた

ように感じている。

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日向神ダムから矢部までは、ほぼフラットで道に変化のある走りやすい道だ。

その道を娘と二人でスイスイと走っていると、まるで自分が今日の風になって

しまったような気持ちになってしまう。ダムサイトの終わりにある橋のたもと

には大きな木が門のように茂っている。その門をくぐるとまた新しい旅が

始まる。そんな予感を感じながら、その門をくぐることにしよう。

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矢部村に入ると、お寺の参道に咲いた色鮮やかな季節の花々が、私達を出迎えてくれる。

それにしても、今日出会う風景はどれもなんと美しいのだろう。山門に深くおじきを

して、今日この日に生きていることに感謝して、その場所を離れることにする。

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矢部村から鯛生に向かうには、3つのルートがある。一つは新しくできた竹原トンネルを

くぐるコース。もう一つはトンネル手前から旧道へと九十九折りを登るコース。そして

一番厳しいのが最初から旧道に入って峠を越えるコース。さてどれにしようかと迷うこと

なく旧道にはいると、いきなり急勾配の坂道が出迎えてくれる。杉木立の中を木漏れ日を

浴び、坂道の勾配を太ももに感じながら、ゆっくりゆっくりと峠を目指してゆく。

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急勾配の坂道の終わりには、冷たい岩清水が待っている。頭からその水を被り、喉を

潤すと、山の元気が身体の中に染み渡るように清々しい。ここからまだ坂道を続くが

そんなことも気にならないくらい、この水は元気を与えてくれる。

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林道の下に新しくできた道とトンネルの入口を見下ろしながら、峠を登ってゆく。

森の中をしばらく走ると、小さなお茶畑がある。そのお茶畑では老夫婦が仲良く

お茶摘みをしている。まるで、おとぎ話の一コマのような風景は、今日が夢の

中の出来事のような錯覚さえ覚えさせる。

P1130734.jpg

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