八女・黒木・菊池ツーリング-3

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九十九折りの坂道が終わり県境の石碑が見えると、竹原峠を越えることになる。

ここから先は大分県中津江村。坂道を一気に下ると竹原トンネルの入口が見えてくる。

そこから下ると、鯛生金山へ続く道に交わり、鯛生金山までは短い急坂が待っている。

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鯛生金山でソフトクリームを食べて、今日最後の峠を越える元気を付けることにする。

鯛生金山からでると、また短い急坂が待っているが帰り道が近づいてくるので、

脚も軽く登り切ることが出来る。県道の分岐点まで続く緩やかな坂道は、すでに

日が陰ってきて風もヒンヤリとしてくる。そんな中で、ぽつんぽつんと姿を現す

道端の家の風景はなんだか妙に懐かしく、家路を恋しくさせる佇まいをしている。

P1130751.jpg


県道の分岐点から宿ヶ峰尾峠までは、急坂はなく緩やかな登りが林の中に続いている。

まだ明るい昼間の部分と、もう夕暮れてしまおうとしている日影の部分を幾度と無く

通り過ぎ、次第に峠へと近づいてゆく。風景の開けた場所では1日の終わりの色へと

その色を変えてゆく午後の光が、遠くの山並みを、尚いっそう美しく照らし出していた。

P1130761.jpg


P1130772.jpg


宿ヶ峰尾峠を越えると、今度は日の光に向かって走ることになる。坂道を下って行く

毎に、次第に暖かくなって行く風を感じながら、日差しに包まれるように走って行く。

それにしても、今日一日はなんて長いのだろう。もう暮れかかろうとしている風景を

惜しむように、今日は太陽が沈まない。いつまでのその光は、輝きを失わない。

P1130776.jpg


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坂道の途中から、いつもと逆方向から見る八方ヶ岳が見えてくる。普段見る八方ヶ岳は

その形が人の横顔に見えるくらい端正な姿をしているのだけど、逆から見る八方ヶ岳は

ゴツゴツした岩山が点在する、荒々しい山の姿をしている。こんな予想を裏切ってくれる

風景に出会うのも、この旅の楽しさだろう。こんなにたくさん走っても、まだまだ今日は

走り足りないような気がする

P1130783.jpg


矢谷渓谷を過ぎて菊鹿に入ってくると、見慣れたような懐かしい風景が拡がり始める。

風もさっきまで峠で吹いていた凛とした感じは無くなり、ぼんやりとよどんだような、

けれど柔らかい優しい風へ姿を変えている。ここからは、平地を走って菊池へ帰る道も

あるのだけど、あえてアップダウンの続く県道を選んで走ることにする。

P1130805.jpg


菊鹿温泉を過ぎ、のどかな佇まいの風景の中、坂道を登り、また下り、次第に夕暮れの色を

濃くしながら消えてゆく、今日の美しい時間を惜しむようにペダルを回してゆく。

そして稗方(ひえがた)の長い坂道を登り切ると、そこからは故郷の街並みが見えてくる。

P1130810.jpg


少し遅れて走ってくる娘を、坂道の下で待ちかまえる。さっきその後ろを通ってきた八方ヶ

岳を指さしながら、ニコリと笑う娘はたくましい。さて後は、首を長くして待っているだろう母

の元へゆっくりと走ることにしよう。旅の1日目、もう夕暮れがそこまで来ていた。

P1130813.jpg


走行距離 169.8㎞  走行時間 9時間11分 平均速度 18.4㎞/h



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