別府・日田・福岡ツーリング-4

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雨足が弱まる毎に写真を撮り、道端に咲いている白い菜の花や、紫の鮮やかなアザミ、

風もまれて波のような模様をしている青草など、雨に濡れていつもと違う表情の

花たちの姿を楽しみながら、久留米を目指して走り続ける。

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このころになると、もう雨はあまり気にならず、雨の旅も乙なものだと思い始める。

きっと気温が高いせいもあるのだろうが、夏の日の雨のツーリングも良いかもしれない

と走りながらと思ってしまう。ただし、帰ってからの愛車のメンテを忘れると、翌日は

赤く錆びたチェーンを見ることになる。

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久留米が近づいてくると、雨も本格的に大粒の降りになってくる。避けようのない雨を

身体と愛車で受け止めながら、きっとBoyも”やれやれ、とんだご主人様だ”と苦笑い

をしていることだろう。娘にそのことを話すと、”Addieもあきれているよ”と笑っていた。

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筑後川自転車道から小森野橋へ登り、鳥栖筑紫野有料道路を目指して走り始める。

この辺りは交通量も多く、雨で路面も見づらくなっているので、なるべく歩道を

走ることにする。途中、コンビニで食べ物を口に入れて元気を付けると、後は有料

道路を目指してさらに走り続けることにする。

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鳥栖筑紫野有料道路にはいると路側帯が広く、思ったよりも走りやすい。これで

天気が良ければ高速走行も出来るのだろうが、この天気と長旅の疲れを考えると、

のんびりモードで走るのが正解のようだ。上り坂に差し掛かると、とたんにペースが

落ちる娘を少し心配しながら、なるべく見えなくならないようにして、ペースを作ること

にする。

P1140361.jpg


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料金所で20円を払って三本松ICで有料道路を降りることにする。ここから大野城市を

とおり那珂川の方へ向けて走り、今日最後の峠を目指すことにする。それにしても、

連休の後半とあって一般道は車が多いし、歩道も狭くて走りにくい。ペースがずっと

落ちるが、ここは安全第一と割り切って、のんびりのんびり走ることにする。

途中娘のライトが落ちて壊れたので、道沿いのホームセンターで小さなライトを買って

付け替えて走ることにする。でも、このライト、思ったよりも明るい。後ろを走って

来る娘の居場所が分かる安心感が、この旅の終わりを約束してくれる。

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山田の交差点までたどり着くと、辺りはもう夜へ向かい始めている。小笠木峠まで

続く緩い坂道を登り始めて、空を見上げると、まだ上空の空は暮れ残っていて、

私達の道を照らしてくれているようだ。今日の旅の女神は気まぐれだけど、最後の

最後にはほほえんでくれそうな気がしてくる。

P1140371.jpg


小笠木峠を越える頃には、すでに夜の闇がすっぽりと覆ってしまっている。ここから

先はあせる必要は何もない。強くなった雨足、時折吹く突風とコンディションは

最悪なのだろうが、それがまるでお帰りなさいの声のように聞こえてくる。

ゆっくりと路面を確かめながら坂道を下り降り、内野の交差点から我が家を目指す。

ここからは強い追い風に押されて、ペダルを踏まなくても前に進んでくれる。

ああ、旅の神様が背中を押してくれる。その掌をぬくみを背中にしっかりと感じ

ながら、4日ぶりに見る我が町の灯りの中へと駆け抜けて行く。

P1140374.jpg


マンションの前について、二人で向かい合いハイタッチ、そしてもう一回ハイタッチ。

長かった500㎞の旅の果てにあったのは、愛しの我が家だった。そして、たくましく

日焼けをした娘の笑顔。そして、文句も言わず走り続けたBoyとAddie。100㎞の雨の

中の走行にもびくともしないお前達は、本当に立派で大事な私の宝物だ。

長い旅を終えて、まずはゆっくりと風呂はいることにしよう。そして今日は、

美味しい焼き鳥で、娘と二人、ささやかな打ち上げをしよう。

この旅で見つけたものは多い。そしてやっと自分なりの旅を見つけることが出来た

様な気がする。そして最後に、この旅を見守ってくれた心優しい輪友達にありがとう

を言いたい。いつかこの道を一緒に走ることがあるかもしれないが、その時は、

同じように旅の女神がほほえんでくれることだろう。

とりあえず3日間、500㎞の旅は旅は終わった。そしてまた、新しい旅が私の中に

生まれようとしていた。



走行距離 177.6㎞ 走行時間 10時間24分 平気速度 17.0㎞/h



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