夕暮れポタリング 糸島・日向峠

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ここのところ糸島半島の散策が続いていたので、今日は

久しぶりに曲淵ダムの方へ出かけてみることにする。娘は

学校の宿題で文具店へ友達と取材に行くらしく別行動と

なる。午後5時過ぎの夕暮れに近づいてくる光の中を

ゆっくりと室見川に向けて走り始める。

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飯盛山の麓に拡がる田畑のあちらこちらに色鮮やかな

夏花が、夕暮れに色づいて行く光を浴びてその色を尚、

鮮やかに見せてゆく。その中を同じ光を浴びながら、

今日一日を確かめるように、ゆっくりと走って行く。

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そしてその向こうには、すっかり夏服に衣替えした山の姿

が、どっしりと水田の上に座っている。夕涼みをしている

ようなその姿は、どこか故郷の山の姿に似ているような

気がする。

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内野から右折して室見川沿いに続く坂道を登って行くと、

河原一面に茂った葦が夕空に向けて、背伸びをしている。

その葉陰にはまだ、ホタルが休んでいるのだろう。夕暮

れの光を貯めて、今夜も夜空に儚い光の糸を描くに違いない。

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曲淵ダムを過ぎて、古いお堂でひと休みする。御神体に手を合わせ

お断りを言って、Boyを立てかけ写真を一枚撮らせてもらう。

すっかり埃にまみれてしまっているこのお堂では、時間も

一緒に埋もれてしまっているようで、回りの空気までが

シンと固まってしまっている。


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糸島峠を登りながら、路傍の薄紫の花に呼び止められるように

立ち止まると、ダムの方から涼しい風が吹き上げてくる。峠に

着くと、ここにも夕暮れの光が落ちてきている。ぼんやりと

霞んだ風景の中で、光の粒がキラキラと降り注ぐような時間。

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坂道を下り、まるで逃げ込むように川原の村の中へ入って行くと

色鮮やかな大きな紫陽花が出迎えてくれる。その花の色はまるで

初夏の空に染め上げられたように、深い青色をしている。

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末永の交差点から日向峠へ向かうと、先日刈り取りの終わった畑が

水田へと様変わりをしている。その遠く向こうには、可也山がぼん

やりと霞んでいる。先日からずっとあの回りを走っていたのだけど

そのことが、ずうっと昔のことのように思われてしまう。

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峠へ登る前に椚(くぬぎ)集落に迷い込むと、夕日の中で小さな

神社が光り輝いている。まるで、神様が夕涼みに降りてきそうな

そんな風景の中で、時はその歩みを次第に遅くして行く。

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日向峠では、もうすぐ盛りを迎える紫陽花の花が出迎えてくれる。

ゆっくりとその花の色を楽しむように、重いペダルを踏んで行くと

峠までは、後わずかな距離となる。雑草に覆われ始めた石碑の前で

水を飲み、またゆっくりと坂道を下り始める。もう風の中に昼間の

暑さはない。沈みかけた夕日の中で、今日がその一日を閉じようと

している。

p1170050.jpg


矢倉橋から運動公園へ抜け、また再び室見川に沿って走り始める頃、

空はすっかり夕暮れの色に染まっている。その風景の中に今日一日

の幸せ感じる時間。もう帰ってきて夕食を待ちわびているだろう、

娘の待つ我が家へとペダルに力を込めて行く。

走行距離  33.9㎞


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