夏の光

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今日は朝から、真夏のような日差しが差してくる。その誘惑を

断ち切るようにカーテンを閉めて仕事を進めるが、その隙間から

見え隠れする青空と太陽に光に、惑わされてどうしようもない。

何とか午前中で仕事に目処をつけて、まるで夏の光の中に飛び込む

ように外へと走り出すことにする。

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外に出ると大きな夏の雲が空に拡がっている。むくむくと沸き立つ

ような積乱雲に誘われるように、山の方へ向けてペダルをこぎ始める。

先日までの蒸し暑い風はすっかりどこかへ行ってしまって、カラリと

乾いた風が吹く抜けてゆく道は、日差しは強いものも、走っている

間は汗が落ちてくることはない。先日走った、室見川沿いの道を

のんびりとした速度で走りながら、川の匂いや、夏草の匂いに

夏を肌でしっかりと感じてゆく。

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曲淵ダムへ向かう間、なるべく川沿いの道を選んで走って行く。

川の土手には白や朱色のユリの花が咲き始めていて、夏の訪れを

告げている。そのあでやかな形と色は、まるで夏の申し子のようだ。

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そして、季節を送るように朽ち果てて行く初夏の花々。あでやかな

夏の花にその色を預けるかのように、まぶしい日差しの中で静かに

色褪せて行く花々。今日はその花たちの方に心を引かれてゆく。

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川辺の道にイスを持ち出して、釣り竿を垂れている老いた太公望。

その竿に何が掛かるのかは知らないが、彼の生きてきたこれまでの

時間の全てが、釣り糸の先に沈んでいるような気がしてくる。

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遠くの山で雨が落ちてきているのだろうか?山の方から雨の匂いの

する風が降りてくる。その風の姿をなぞるように、水田の稲が揺れて

行くと、まるでその行方に夏が待っているようだ。

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曲淵ダムを過ぎて、糸島峠の坂道を明日に疲れを残さないくらいのペース

で登って行く。峠を過ぎて下り坂に差し掛かると、日影のヒンヤリとした風

がこれまでの疲れを癒すように、吹きすぎて行く。暑い昼下がりの太陽の光に、

うなだれるように佇んでいる、糸島まで拡がっている風景を眺めがながら末永

まで走り、もう一度日向峠へ坂道を登ることにする。

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峠の手前で若者が数名たむろしていたので、どうしたのだろうと思って先の方を

見ると、どうやら車で事故を起こしたらしい。見た感じでは、たいした怪我もして

無いようなので、そのまま通り過ぎたが、ずいぶんと高い授業料を払うことになり

そうだ。大人のおもちゃを扱うには、それ相応の授業料と技量が必要なことを早く

分からなければいけない。

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日向峠を越える頃には、また強い日差しが戻ってきて、蒼く澄んだ空が旅を誘う

ように拡がっている。この分だと明日も晴れるだろう。明日は夏山を巡るツーリ

ングを心ゆくまで楽しめそうだ。坂道をゆっくりと下りながら、この道が明日へ

と続いているように、キラキラと輝いて見えてくる。


走行距離 43㎞ 平均速度22.3㎞/h

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