小雨の初輪行~湯布院・大分ツーリング-2

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湯布院から大分までは、基本的にずっと下り坂である。いつものツーリング

だと、ほぼ登りと下りがワンセットになって居るのだけど、輪行してきた今日は、

電車が坂を上ってくれたお陰で、私達は楽に坂道を下ることが出来る。まだ少し

小雨が残っている道を、スピードを抑えながら県道11号線から国道210号線へ抜け、

湯平を目指す。まだ今日予定していたやまなみツーリングに心が残っているのか、

曇り空の下に拡がる風景は、のっぺりとした平板で、何となく面白味に欠けて映り、

坂道を登らずに下るだけの道も、なんだか退屈でつまらないものに思えてくる。

そんな気持ちを追い払うように、時折姿を見せるノスタルジックな風景をカメラで

捕らえて行く。

1F.jpg

湯平を過ぎて風景が少し開けてくると、庄内の町が近い。ここらから、雨も上がり

気温も上がってきたので、冬用のジャージを脱ぎ走り始める。気持ちも段々、この

新しい旅に慣れてきて、目の前を取り巻く風景も、少しずつ心に響き始める。

途中”かぐらちゃや”という施設があったので立ち寄ってみたが、生憎とお休みの

ようで、人影もなくひっそりとしていた。


庄内を過ぎて挾間町に入ると、大分川が近くに見え始める。広くなった河川敷に

そって古い家並みがまばらに立ち並び、その風景を区切るように、紅い鉄の橋が

掛かっている。時間の狭間に置き忘れられたように、ポツンと残ったこんな風景が

私達親子のツーリングを結びつけているのかもしれない。

2F.jpg


挾間町から大分市内へと入る坂道を登り切ると、南大分の町が見えてくる。

ここらからは道路も広くなり、交通量も増えてくるので、なるべく歩道を走りながら

大分市内を目指すことにする。南大分からも国道210号線を北に登り大道トンネルを

通り大分市内へと入る。熊本へ向かう列車までまだ時間があるので大分港まで走り、

大型のフェリーなどを眺めた後、大分駅へ向かう。

4F.jpg


駅前の歩道でBoyとAddieを輪行袋に入れ、切符を買い駅の待合室で遅い昼食を取る。

娘は作りたてのミニクロワッサン、私は朝食の残りのおにぎり。食事を終え、ホーム

へと向かうが、今日の荷物は心なしか重たい。乗客もまばらな列車に乗り込み、駅で

買った缶ビールを空け、とりあえず今日のツーリングに乾杯することにするが、どうも

敗戦の兵のような、変なむなしさに襲われてしまう。2本目の缶ビールを飲みながら、

阿蘇に近づいて行く毎に、晴れて行く外の景色を見ていると、今日この風景の中を

走れなかった悔しさがだんだんこみ上げてきた。列車の窓から遠く夕映えに輝いている

くじゅう連山と白い噴煙を眺めながら、明日の再戦を心に決めていた。

P1090542.jpg


PS

惨敗の親子に、心優しい思いやりを下さったJRの乗務員さんに、この場を借りて

改めてお礼を申し上げます。あなたの優しい心配りで敗戦の帰路が、”旅”に

変わりました。ほんとうに、ありがとうございました。

P1090700.jpg


走行距離 湯布院~大分 58㎞+大津~菊池 16㎞ =合計 74㎞


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