秋の小径

秋の小径 に関する記事です。
FC2 Blog Ranking
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

仕事の資料が届かないので、午後からポッカリと時間が

空いてしまった。外は薄曇りだけど、気温は下がって

なさそうなので、フラリと散歩に出かけることにする。

まずは室見川まで走り河川敷公園を上流へ向かう。土手の

上の桜の葉っぱはすっかり赤く色づいていて、散りゆく前の

命を燃え上がらせているようだ。とりあえず松風橋まで走った

後、どこへ行こうかと迷いながら、とりあえず金武の方へ向かう

P1100074.jpg

旧三ツ瀬街道の名残が残る坂道を登り、里山へと続く細い道へと

迷い込む。朱色に熟れた農家の庭先の柿の実が、秋の夕日の色を

して出迎えてくれると、私の心は子供の頃の思い出と重なり合って

寂しい秋の原っぱを走り始める。

P1100076.jpg


誰もいない里山の細い道に佇んで見る風景は、時折雲間から

日の光が差してくるときにだけ、命が宿ったように輝き始める。

草むらの中に枯れてしまって、種子をばらまいてくれる誰かを

待っているだけのタウコギは、子供の頃、毛糸のセーターに良く

付けて帰って母から怒られたものだった。

P1100080.jpg


里山の小径を抜け出て、里の秋を探しながらゆっくりとペダルを漕ぐ。

農家の庭先に赤く色づいた木の実や、吊されたばかりの干し柿、

その一つ一つを、自分の中の風景と重なり合わせてゆく時間も

もう終わろうとしている。小さな古びた農家の前で呼び止められる

ように振り返ると、大輪の花が笑っていた。

P1100072.jpg


走行距離 18㎞
スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sirrus.blog94.fc2.com/tb.php/556-bc77d9d0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。