春の峠道-1

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平地でのリハビリ練習もなんとか仕上がってきたので、今日は

峠道を走ってみることにする。小学校の卒業式で、お昼過ぎに

帰ってきた娘と簡単な昼食を済ませた後、準備を整えて外に出ると

日差しも風もすっかり春。この気温ならばトルクをかけて漕いでも

膝を痛めることはないだろうと思いつつ、柔らかい日差しの中を

山の方へ向けて走り出す。


今日のコースは曲淵ダム → 糸島峠 → 日向峠 → 矢倉橋を

2往復する坂道のリハビリコースなのだけど、こう天気が良いと、

練習などといいつつも、気分はすっかりツーリング気分になってしまう。

自宅から内野までを、緩い追い風に押されて気持ちよく走っていると、

室見川の川面がキラキラ輝いたり、菜の花の向こうに見えるぼんやり

霞んだ山々や、梅、寒緋桜(カンヒザクラ)などの春の花たちが、風に

乗り声を掛けてくれる。

P1120004.jpg



内野から曲淵ダムまでは、ペースを落として坂道の感覚を取り戻すように、

ゆっくりとペダルを踏んで行く。重いギア、軽いギアと色々と試しながら

走っていると、身体もほぐれてきたのか、次第に坂道への違和感が無く

なってくる。娘も色々と考えながら走っているのだろうなと思いつつ、

ダムサイトから、もう一度遅れて付いてくる娘のところまで戻ることにする。

itosima_hinata_2.jpg


糸島峠は前半の勾配がきついので、ここは膝に無理な力が入らないように、

気を付けながらペダルを漕ぐ。坂道の半ば位から何となくコツがつかめて

きたので、少しペースを上げて峠までを登り切ると、遠くの山の風景も

すっかり春めいていて、脚に少し残っている疲れさえ、爽快なものに思えてくる

糸島峠で小休止をして、坂道を下り始める。日影の下り坂は、今までの汗が

すっかり引いてしまうくらい、気温が低い。路肩の細かい砂に用心しながらも、

少し急いで、この日影の坂道を抜けることにする。

P1120008.jpg


河原の集落が見えてくると、風景はまた、春の顔を取り戻してくる。道路脇の

あざやかな菜の花が目に飛び込んでくると、思わずブレーキを掛けて止まってしまう。

後ろから付いてくる娘が、またいつもの病気だと言わんばかりの顔で笑っているが、

こんな美しい出会いを放って置けるほどの、ストイックさは私には無い。

P1120011.jpg


末永の交差点までの緩やかな下りで足を休めた後、今度は日向峠を目指す。

末永の交差点には新しいコンビニが出来ていて、これから夏にかけての練習の

時の良い休憩スポットになるなと、娘と話しながらペダルを漕いで行く。

それにしても、今日は風景のどこを見ても、春があふれている。峠までの坂道

を登りながら、その風景を確かめるように速度を落とし、ペダルを一踏みする

毎に今年の春、今日の1日を心に刻んで行く。

P1120015.jpg


日向峠の下りは、路面の状態もあまり良くなく、大型のダンプも多いので、

娘にも用心するように行って、下り始める。登りは半袖シャツ一枚でも

汗が噴き出すのに、下りは薄ものの長袖を着ていても、ヒヤッとするくらい

気温が低い。時折、すごい音を立てて追い抜いて行く大型ダンプが巻き上げる

砂埃に顔をしかめながらも、矢倉橋まで続く坂道を軽やかに下って行く。


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