春の峠道-2

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矢倉橋からはもう一度日向峠に登ろうかと思ったが、娘のリクエストで

もう一度、糸島峠の方へ走ることにする。このころになると身体がすっかり

ほぐれているので、しっかりとペダルが漕げる。娘の後ろについて、しばらく

一緒に走るが、娘も同じように良い感じでペダルを踏めている。これで、来週

末に予定しているツーリングは大丈夫だなと、安心しながらまた気持ちを春の

風景へと傾けて行く。

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曲淵、糸島峠の登りも2回目になると、コツがつかめてきたのか、1回目

よりも楽に登れる。ペースはまだまだゆっくり目だけれども、走る感覚が

戻ってきているのが実感できる。これから初夏に掛けては、また、峠道を

たくさん走ることになるのだろうが、それが楽しみに思えるくらいに、

今日の練習も楽しい時間の中で過ぎてゆく。

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糸島峠に着く頃から風景は、次第に夕暮れの色を纏い始める。さっきよりも

さらにヒンヤリと感じる坂道を下り、春霞の中でぼんやりと暮れてゆく、

風景の中を風を切って駈け下って行くと、遠くに見える可也山の柔らかい

稜線がまだ、今日の青空を受け止めている。きっと夕暮れるのが心惜しいの

だろう。そんな風景の心配りに、今日一日の大事さを改めて思い知らされる。

P1120022.jpg


日向峠までの坂道に差し掛かると、日は一層傾いてくるが、先月までのよう

に、急に日暮れてしまうことはない。しっかりとした娘の足取りに安心感を

覚えながら、ゆっくりと登って行く坂道は楽しい。峠の石碑の前に座り込ん

で、すっかりパンパンになった太ももをさすりながら、その疲れが今日一日

の充実した時間の証と思える喜び。遅れて登ってくる娘に、手を振ると、

笑いながら手を振り替えしてくれる。

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車のとぎれるのを待って、坂道へと滑り出す。冷たい風の中で汗が引いて

行くのを感じながら、ブレーキに神経を集中して行く。峠道の曲がりが

終わると、金武まで真っ直ぐ続く直線路が見えてくる。ここを抜けると

今日の練習もほぼ終わったことになる。矢倉橋から運動公園へ向かうと

夕日が飯盛山に沈もうとしていた。昼間の暖かい日差しを丸めたような

菜の花は、私達親子を見送るように、静かに静かに笑っていた。

P1120041.jpg


走行距離 62.4㎞  走行時間 3時間12分  平均速度 20.0㎞/h

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