雷山ツーリング-1

雷山ツーリング-1 に関する記事です。
FC2 Blog Ranking
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

天気が良いと、どうしても早く目が覚めてしまう。疲れているはず

なのに、今朝も夜明けと同時に目が覚めて、いつも習性で床に雑巾を

かけ、洗濯機を回し、花の手入れなどをしてしまう。おばあちゃんが

用意した朝食を食べ、ツーリング用のウェアに着替えると、なんだか

気持ちも引き締まり、元気もわいてくる気がする。部屋の中でBoyと

Addieの空気圧を調整し、家を出ることにする。マンションの一階に

降りると、もうセミの声がうるさいくらいに聞こえ、その声に送ら

れるように、室見川へと向かう。

P1060822.jpg

室見川河川敷に降りて、松風橋まで走り身体をほぐす。久しぶりに走る

と、最初の10分くらいは少し胸が痛い感じがするが、体が温まって来ると

いつものように、軽くペダルが回せるようになる。松風橋まで走った後、

矢倉橋まで戻り、日向峠への坂道を上ることにする。前回走ったときは、

ホコリまみれだったこの道も、先日の大雨ですっかりホコリが洗い流さ

れていて、気持ちよく峠までを走ることが出来た。峠で小休止をし水を

飲み、記念碑の前で写真を撮った後、峠道を下る。さっきまで汗だくだっ

た身体に、下り坂の風がひんやりとして気持ちが良い。坂道を下りきり、

周船寺から前原方面に拡がる水田の風景に目を奪われながら、雷山の登り

口を目指すことにする。

P1060844.jpg


三坂の交差点から左折すると、正面遠くに雷山とNTTの電波塔が姿を現す。

頂上までは自転車では行けないけど、NTTの電波塔までは登れるらしいの

でとりあえず、そこを目指して坂道を登り始める。久しぶりの坂道を上るの

と晴天の暑さも手伝ってか、そうきつくなさそうな坂道が、やたらと急坂に

感じてしまう。いつもはあまり休まない娘も、今日はこまめに止まって、水

を飲んだりアメをくわえたりしている。ここでバテてもいけないので、道端

の小さなお堂で休憩することにする。祭ってあるご本尊に一礼し、腰掛けに

座り汗の引くのを待つ。流し放しなっている、手洗水を口に含むと、少しぬ

るく川の水の匂いがする。その川の匂いは、遠い日の夏の1日を思い出させ、

しばし少年のような物思いに耽ってしまう。汗が引いたところで、近くの自

販機でコーラを買い、二人で分けながら飲み、これからまだまだ続く坂道に備える。

P1060855.jpg


雷神社あたりで一度平坦になった道から、キャンプ場へ続く細い道にさし

かかると、道はまた坂の勾配を強くしてゆく。杉林が鬱そうと茂るなか、シダ

やウバユリなどの野草が、時折落ちてくる陽の光に輝いているのをうっとりと

眺め、やたらと身近に聞こえる山鳥の声に、心を躍らせながら坂道を登り続ける。

スキー場跡手前の急な坂道を越え、少し走ると小さな喫茶店があり、そこから

先の道路はNTTの所有地となるで、一般車が通れないようにチェーンが掛かっ

ている。コンクリートで舗装されたその道は通りが少ないために、ところどころ

緑色の苔が生えていて、その上に乗ると車輪が空転し、危うく転びそうになるし、

坂の勾配もかなりきつい。娘も遅れながら休み休みついてくるが、一度も押すこと

はなかった。坂道の途中で小休止を取ると、野草の白い花にオオムラサキがとまっ

ていた。そのふわふわと漂うような優雅な飛び方は舞のように美しく、しばし疲れ

た身体を夢の中へと誘ってくれる。

P1060920.jpg


P1060891.jpg

スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://sirrus.blog94.fc2.com/tb.php/344-89a2968c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。